日本人が弱いとされているディベート。やり方やポイント、実際のテーマなどをご紹介します!
ディベートとは
ディベートとは、あるテーマについて、賛成反対に分かれ、どちらのほうが説得力があったか、審判によって勝敗をつけるトークバトルです。
相手の意見を尊重しつつ、客観的に理解されやすい説得の仕方で反論する必要があります。
似ているものとして、「ディスカッション」があります。
ディスカッションとは
基本的なやり方はディベートと同じですが、審判は置かずどちらかの意見にまとめることを目的として行います。
例えば、「大学は本当に必要か」というテーマについてディスカッションする場合、「必要」もしくは「不要」の意見にまとまるまでディスカッションとして話し合います。
一方で、ディベートの場合、どちらの主張の方が納得できたかを審判によって決定します。要するに勝敗がはっきりするわけです
ディベートの流れ
1. 役割&時間決め
賛成か反対かの役割はくじ引きなどでランダムに決めます。
どちらの立場でも説得力を持たせられるような多面的な考え方が必要です。
また、勝敗を決める審判を奇数名設定してください。
どっちの勝ちか迷う場合には「考えを押し通せなかった」ということで、否定側の勝利としてください。
時間は1回につき10分程度が一般的ですが、テーマなどによって臨機応変に決めましょう。
2. ディベート
実際に交互に発言をしましょう。
相手の意見を踏まえて、客観的に納得できるような発言をすることが勝利の鍵となります。
3. 勝敗決め
実際に審判がどちらが納得できたかの勝敗を決めてください。
ディベートテーマの種類
ディベートのテーマには3種類あります。
1. 政策課題
読んで字のごとく、政治に関するテーマです。
消費税やレジ袋の有料化などが有名です。現状の課題と結びつけながら話を進めることで有利に進行することが多いですよ。
2. 推定課題
空想の話であることが多いため、難易度の高いテーマです。
「超能力者は存在するのか」など、とっかかりを作りにくいので、超能力者の定義から決めるとスムーズにディベートできるでしょう。
3. 価値課題
どちらが大事かのテーマです。
たとえば、「大事なのはお金か時間か」などです。比較したときのメリットとデメリットを明確にして話し合いに臨んでみましょう。
実際のテーマ例
テーマごとに画像にしましたので、プロジェクターやパソコンを使って大画面に表示できます
まとめ
ディベートは論理的思考力を養ったり、独自の創造性や発想力を磨くのにも適しています。
複数人いないとできないため、あまりやる機会はないかもしれませんが、もしやる機会があればそれを大切に臨んでみてください。
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