”使える!” 話術の理屈 ~応用編~

会話 Communication

基本編の続きです。まだ読まれていない方はこちらから見ていただくことをお勧めします。

話しかけるための土台作りが終わったところで、次はメンタル面の話になります。

会議でのプレゼンテーション、学年集会での発表、代表挨拶などなど、、、大勢の前で話すというのは緊張するものです。ですが、世の中、普通に話せてる人が大勢いるのも事実。その人たちは何を考え、話をしているのでしょう。

緊張しないための魔法の言葉

緊張をして頭が真っ白になってしまう。どんな風に話をすればいいんだろう、、、そんな時に緊張を払拭する魔法の言葉があります。

それは、「だれでも緊張する」ということです。「ん?」と、思いますよね。でもこれだけです。

新製品を大勢の前で紹介をする経営者も、生徒の前で授業をしている先生も、だれであろうと全員緊張しているんです。

ただ、違うのは、緊張していることを理由に話せなくならないだけです。緊張はする。でもそれは普通のことで、発表や話ができなくなるわけではないのです。

皆さんも、ランニングをした後は息切れをして、喋りづらくなりますよね。でも、話しにくいだけで、話せないわけではないです。考えがまとまりにくくても、話す内容を全く考えられなくなるわけではないですよね。これです。緊張しても大勢の前で話せなくなる道理はないのです。

話せなくなる原因

話せなくなる原因はたった2つ、「使命感」と「視線」です。一つずつ見ていきましょう。

使命感

誰かと1対1で話すことができるのにもかかわらず、全体の前で話せなくなるのは使命感を感じているからです。

「もし間違えた情報を話しても1対1なら誤れば済むけど、大勢の前で間違えるわけにはいかない!」と思い込むことで使命感が生まれます。これが間違いです。

嘘の情報でも、嘘とばれなければいいんです。もしばれても、「あぁ、そうなんですね、教えていただきありがとうございます」といって、次の話に入ればいいんです。

例えば、「最近の日本は温暖化が進んでおり、政府も問題視しています」と言って、実際に政府が問題視しているというデータを事前に調べている人は大企業の社長や政府関係者でもない限りいないでしょう。

ただ、おそらく問題視しているデータがあるだろうと踏んで発言をするわけです。皆さんが適当な情報を話そうと、だれも責めたりしません。それ以上に、緊張でまともな発表ができないほうが余計な注目を集めてしまいます。

視線

前を見るをみんなが自分に注目して視線を送っている。何ならこれが一番緊張を呼びます。

そこで、僕が良くやる手法をお伝えします。それが「笑顔」です。

愛想笑いをしながら、緊張を紛らわせつつ、目を細めることで、こちらからはみんなの顔はよく見えないような状況を作り出します。

逆に聞いている人からすると笑顔でこちらに顔を向けながら堂々と話しているように見えるわけです。

ここから徐々にちゃんとみんなの目を見渡しながら話せるようになっていけばいいのです。

準備による保険

集団に向けて話をすることに苦手意識がある場合の多くは単純な「準備不足」です。

質問予測やそれに対する回答、話すことの一覧表などなど、発表に向けた準備という名の貯金があれば、本番である程度話す内容を忘れても無理やり話すことができます。

当たり前のことだからこそ、手を抜いてはいけない重要な部分なのです。

まとめ

これで皆さんは1対1だけでなく、1対多のコミュニケーションもできるような知識を得たことになります。

向かうところ敵なしですね。ぜひ堂々と、自分の考えを述べられる魅力的な人物になってくださいね!

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