音楽制作への道{その1}基礎知識編

Studio one Studio one

何もわからない状態からいろんなことを調べながら音楽制作に挑戦します。

その過程をここに書き残すことで、今後誰かの役に立つかもと思いながら書いていきます。

DAMソフトの利用

DAMソフトとは作曲するために音楽を打ち込んだりするソフトです。

今回は Studio one 6 というソフトを使います。手順に沿ってインストールし、起動した画面が下です。

まだ使い込めてないのでとりあえず無償版を使っています。

使いながら調べたほうが早いだろうと思いながら、左上の「新規」をクリック

よくわからないのでこのまま右下の「OK」をクリック

おぉ、それっぽい

ドレミファソラシドの別名

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E F  G A B C
音の聴こえ方 低く聞こえるーーーー高く聞こえる

何だか知りませんが、音楽の解説記事や動画、本などでは英語表記で説明されてることが多いです。どっちかに統一せや・・・と思いながらも、へーと頭の片隅に入れておきます。

曲のキー

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E F  G A B C
音の聴こえ方 低く聞こえるーーーー高く聞こえる

キーを直訳すると「鍵」です。このキーは上記のドレミファソラシドの英語版の中から1つ選択します。EでもGでもいいです。これを変えることで曲全体の印象が変わります。

どんなふうに変わるかというと、ざっくりではありますが、上記表の「音の聴こえ方」にあるように曲全体の音が高くなったり低くなったりするように聞こえます。

コード進行

音楽は一つの音だけが鳴っているわけではなく、時には同時に複数の音を鳴らす場面も当然あります。

この複数の音を同時にならすことを「コード」といいます。

そして、このコードを複数つなぎ合わせたものを「コード進行」といいます。

また、基本的には1曲につき7つこのコードを使って曲を作っていくとのこと。

7つのコード・・・? ま、まぁ、理解度6割くらいですがとりあえず次に進みます。

スケール

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ・・・
 英 語 > C D E F  G A B C D E F ・・・

上で説明した「キー」によって曲の中で使える音の範囲が変わります。

この音の範囲のことを「スケール」といいます。

たとえばキーをEに設定したら、上記の色を付けた8つの音がスケールとなります。

だから、キーを変えると全体の音が低くなったり高くなったりしたのかぁ、と、ここで納得

とはいえ、さっきの7つのコードって何だったんだろ・・・この後明らかになります。

スケール内で使えるコード(ダイアトニックコード)

お待たせしました。曲の中で使える7つのコードについてです。

先ほどと同様にキーを「E」に設定したとします。

そうするとスケールはこのようになります。

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E F  G A B C D E F  G A B C

このときに、最初の1音をスケールの起点として、音を1つ飛ばしで3つ同時にひいたときにできる7つのコードのことです。

まず一つ目が

イタリア語> ド レ  ファ  ラ  ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D  F   A  C D E F  G A B C

二つ目が

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ  シ  レ ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E   G  B  D E F  G A B C

三つめが

イタリア語> ド レ ミ ファ  ラ  ド  ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E F   A  C  E F  G A B C

四つ目が

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ  シ  レ  ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E F  G  B  D  F  G A B C

五つ目が

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ  ド  ミ ファ ソ ラ シ ド
 英 語 > C D E F  G A  C  E   G A B C

六つ目が

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ  レ  ファ  ラ シ ド
 英 語 > C D E F  G A B  D  F   A B C

七つ目が

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド  ミ ファ ソ  シ ド
 英 語 > C D E F  G A B C  E   G  B C

八つ目は一つ目と同じ音になるので8つのスケールで7つのコードが使えるということだったんですね、納得

そしてこの7つのコードを組み合わせることで無数のコード進行を作っていくわけです。

また、これらの7つのコードのことを「ダイアトニックコード」といいます。

コード進行の例

自由に作れるコード進行ですが、よく使われる進行が多数あります。

ややこしくなるので今回はキーが「C」だとします。

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ソ
 英 語 > C D E F  G A B C D E F  G
 番 号 > 1 2 3 4  5 6 7 1 2 3 4  5

それぞれの音を上記のように順番に番号を振ったときにどのように動くのかを決めたものです。

いくつか有名なものとして「王道進行」があります。

王道進行

その名の通りめちゃくちゃよくつかわれる進行です

順番としては 4>5>3>6 の順で、一番左の音を起点としてコードを弾きます

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ  シ  レ ミ ファ ソ
 英 語 > C D E   G  B  D E F  G
 番 号 > 1 2 3   5  7  2 3 4  5
イタリア語> ド レ ミ ファ  ラ  ド  ミ ファ ソ
 英 語 > C D E F   A  C  E F  G
 番 号 > 1 2 3 4   6  1  3 4  5
イタリア語> ド レ  ファ  ラ  ド レ ミ ファ ソ
 英 語 > C D  F   A  C D E F  G
 番 号 > 1 2  4   6  1 2 3 4  5
イタリア語> ド レ ミ ファ ソ  シ  レ  ファ ソ
 英 語 > C D E F  G  B  D  F  G
 番 号 > 1 2 3 4  5  7  2  4  5

白鍵と黒鍵

さて、ここからややこしくなってきます。

おなじみの鍵盤ですね。右に行くにつれて音が上がっていきます。

1つ音が上がることを「半音上がる」といい、2つ音が上がることを「全音上がる」といいます。

音は ド>右上の黒鍵>レ>右上の黒鍵>ミ>ファ>右上の黒鍵>ソ>右上の黒鍵>ラ>右上の黒鍵>シ>ド の順番で1つずつ(半音ずつ)音が上がります。そのため、ドからレでは2つ音が上がり、ミからファでは1つ音が上がります。

さて、先ほどの王道進行を思い出してください。ややこしくなるため、キーをCとしたのはこれが原因です。

先ほどの王道進行のキーをCからDにしたとき、それぞれ2つずつ音が上がるため

イタリア語> ド レ  ファ  ラ  ド レ ミ ファ ソ
 英 語 > C D  F   A  C D E F  G
 番 号 > 1 2  4   6  1 2 3 4  5

だったのが

イタリア語> ド レ ミ ファ ソ  シ ド  ミ ファ ソ
 英 語 > C D E F  G  B C  E F  G
 番 号 > 1 2 3 4  5  7 1  3 4  5

と、なります。(空白のマークは黒鍵を示しています)

なんで、等間隔に全部黒鍵置かなかったん? と、遺憾の意を表しながらこらえます。

とはいえ、実際は多くのDAMソフトがボタン一つでキーの変更ができますのでここは教養程度に知っておけば大丈夫です。

とりあえず一区切り

ここまでがDAMソフトとコード進行についてでした。

たとえるなら音楽を盛り上げるためのバックダンサーみたいなもんですね

次はメインの「メロディー」に入っていきます。

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