「三文判」とは?使い道や特徴を徹底解説!

判子 判子

日本で使うことが多い「判子」。実は判子によって種類が違うって知ってました?

今回はその中でも「三文判」についてみていきましょう!

三文判とは

三文判とは、本人が同意したときに契約書などに押す判子の一つで、印面が丸い判子(丸印)です。

皆さんが「印鑑」と言って想像するTHE判子のようなものはこれのことです。楕円形のような歪んだ形のもももあります。

インクをつけて紙に押す、最もスタンダードな判子です。

今では100円ショップでも売られていますね。

非常に安価で、量産されているので偽造されやすいというデメリットはありますが、一般的な判子と比較して低価格がメリットです。

ただし、「シャチハタ」よりは信頼度が高く、会社の雇用契約などでは「シャチハタじゃなければいいよ」といわれるような場面が多々あります。

使い道

世界に一つだけの自分の判子(いわゆる「実印」)と違い、偽造が簡単なことから、重要な契約では使わずに、直接金銭にかかわらないような場面で利用します。

100円ショップで買えるような判子で、もしなりすましをした誰かに600万円の自動車を勝手に購入されたんじゃ、割に合いませんよね。

一言でいえば、簡易的な契約で使うことが主です。

認印との違い

認印といっても様々な種類があり、そのうちの一つが「シャチハタ」です。

そのため、認印と同じ用途同じ使い方をします。

認印についてはこちら! ⇒ https://blog.alluring-master.com/85/

印鑑登録

実印や銀行印の場合は、一人一つの実印が本物である証拠を残すために、「印鑑登録」ということをします。

ただし、「三文判」の場合は印鑑登録をする必要はありません。もっと言えば、認印の印鑑登録はできません。

というのも、大量生産された印鑑の違いなど、ほぼわからないからです。

また、「印鑑登録」ができないため、「印鑑登録証明書」の発行もできません。発行するデータの登録ができないからです。

まとめ

三文判は認印と同じく「見ましたよ。」程度の簡易的なものです。

ただし、「シャチハタ」よりは利用できる範囲が広い一方でインクがしみ込んでいるわけではないため連続して押すことはできません。

質の高いものを使用してもよいですが、安価なものでも特段問題ありません。

このサイトでは、印鑑の材質などほかのポイントについても記事にしていますので、ぜひそちらもご覧ください。

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