日本で使うことが多い「判子」。実は判子によって種類が違うって知ってました?
今回はその中でも「認印」についてみていきましょう!
認印とは
認印とは、本人が同意したときに契約書などに押す判子の一つで、印面が丸い判子(丸印)です。
今では100円ショップでも売られていますね。判子自体にインクがしみ込んでいて、連続でポンポンと押せるもの(シャチハタ)も認印です。
シャチハタに関しても別途記事にしましたので是非ご覧ください! ⇒ https://blog.alluring-master.com/91/
印面の大きさは「絶対にこのサイズ!」と、決まっているわけではありません。
ただ、一般的に人気が高いのは男性は直径12.0mm、女性は直径10.5mmです。
お店でよく売られているのは10.5mmのものです。
使い道
世界に一つだけの自分の判子(いわゆる「実印」)と違い、偽造が簡単なことから、郵便の受け取りやサインの代わりとして利用します。
100円ショップで買えるような判子でもしなりすましをした誰かに500万円のローンを勝手に組まれたんじゃ、割に合いませんよね。
一言でいえば、簡易的な契約で使うことが主です。
実印との違い
実印と違い、安価で大量生産されているため、一人で複数持つことができます。仮になくしてしまっても、また購入すればいいです。
ただし、不動産の契約や、自動車の購入などの重要度が高い契約に関しては認印では受理されない可能性が高いです。
理由としてはすでにお分かりのとおり、自分以外の誰かが、これらの契約を結ぶことがあっては困るからです。
印鑑登録
実印の場合は、一人一つの実印が本物である証拠を残すために、「印鑑登録」ということをします。
ただし、「認印」の場合は印鑑登録をする必要はありません。もっと言えば、認印の印鑑登録はできません。
というのも、大量生産された印鑑の違いなど、ほぼわからないからです。
また、「印鑑登録」ができないため、「印鑑登録証明書」の発行もできません。発行するデータの登録ができないからです。
まとめ
認印は「見ましたよ。」程度の簡易的なものです。
質の高いものを使用してもよいですが、安価なものでも特段問題ありません。
このサイトでは、印鑑の材質などほかのポイントについても記事にしていますので、ぜひそちらもご覧ください。
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